OB遠征記 2025年ポートランド国際大会

平素より大変お世話になっております。合気道部コーチの熊澤です。日頃から当部活動にご理解いただき誠にありがとうございます。

この度、学生とともに、アメリカポートランドで開催されました国際大会に選手兼学生の引率として参加してまいりました。

私自身、結果に関しては満足のいく部分と悔しさを感じる部分と双方あり、今後の自己の合気道のさらなる向上を目指す大きな糧となる機会であったと感じております。また、旧友たちとの再会や新たな出会いにも恵まれました。学生たちにおきましても、セミナーや食事会といった場での海外の人々との交流や、競技を通してバックグラウンドの異なる選手・合気道家と触れ合うことができました。それにより学生各人が自身の合気道を客観視し見つめなおす機会となるとともに、そこに現れる思考や人間性の多様さに直に触れることで、一週間たらずではありましたが競技者としてだけでなく人間的にも大きく成長がみられたと外から見ていて感じさせられました。日ごろの成果を出すべく全力で取り組む姿勢は輝かしいものでもあり、コーチとして、そしてイチ OB として微笑ましかったです。

遠征中はポートランド現地の人々も異常気象だというほどの酷暑に見舞われ、また長距離移動や慣れない環境に四苦八苦する部員も少なからずおりましたが、総じて今回の海外遠征が各部員に様々な面でポジティブに働いたと確信しております。今回の渡航に際しましてご支援をいただきました方々には、改めて心より感謝申し上げます。

学生たちの活動を、今後とも暖かく見守っていただけますと幸いです。引き続きご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。