今年4月、20年の節目となるS54年同期会旅行を熊本で開催しましたので、ご報告いたします。
今回は地元出身の田中さん(旧姓・岡本さん)に幹事を務めていただき、関東から5名、関西から3名、九州から1名の計9名が集いました。熊本空港組と熊本駅組に分かれて集合し、レンタカーで熊本県内を周遊しました。
初日は熊本駅で合流し、幹事一押しの「天外天」で熊本ラーメンを味わってスタートしました。その後、震災復興10周年を迎えた熊本城を見学。天守閣以外はまだ修復工事中の所も多く、すべての箇所が完了するのは2037年以降の予定とのことです。
移動のため路面電車にも乗車しましたが、熊本在住と思われる外国人の姿も多く見られ、TSMCをはじめとするハイテク企業の進出により、街の雰囲気が大きく変化していることを実感しました。
夕食は幹事の友人から紹介された水前寺公園近くの居酒屋「いた炉」で、馬刺しや辛子れんこん、焼酎など熊本ならではの郷土料理に舌鼓を打ちながら、旧交を温めました。
翌日は雨模様の中、新阿蘇大橋を経由して阿蘇山へ向かいました。しかし、風雨がさらに強くなったため、草千里や火口を歩いて見学することはできませんでした。それでも車中から眺める阿蘇の雄大な景色は圧巻で、そのスケールの大きさを十分に実感することができました。
その後、麓にある阿蘇神社に参拝し、この日の宿泊地である黒川温泉「山みず木」に向かいました。
ここは窓の下を渓流が流れる風情あふれる宿で、透明ながら硫黄の香りが漂う内湯や、渓流沿いに広がる開放的な露天風呂が印象的でした。馬刺しやヤマメの塩焼きなどの料理も素晴らしく、心身ともに癒やされるひとときとなりました。
最終日は幻想的な鍋ヶ滝を見学し、大観峰から阿蘇山を一望しました。雄大な外輪山の広がりには、あらためて自然の大きさを感じさせられました。道の駅大津で昼食をとった後、熊本駅組と空港組に分かれ、名残を惜しみながら解散となりました。
振り返れば、この宿泊を伴う同期会旅行は、川辺君の発案により2006年の京都から始まりました。各自の出身地やゆかりの地を持ち回りで訪ねることとし、当初は仕事や家庭で忙しく、また経済的な余裕もあまりなかったことから、2年ごとの開催としていました。
その後、少しずつ時間的にも精神的にも余裕ができ、10年目からは毎年開催するようになりました。有志によるミニ同期会も開かれるようになり、さらに交流を重ねています。
同じ年代だからこそ、家族のことや人生の悩みについて率直に語り合い、お互いに共感できることが、この会が20年にわたって続いてきた理由の一つだと思います。また、2年生まで在籍していた大西さん(旧姓・野宮さん)や田中さんが継続して参加してくださっていることも、大変うれしく思っています。
また、このような生涯の友人を得る機会を与えてくれた早稲田大学合気道部には深く感謝しています。
この同期会旅行をこれからも5年、10年と末永く続けていければと思います。次回も皆が元気な姿で再会できることを楽しみにしています。
